始めに
東洋経済の8月26日で、面白い記事があった。
というものだ。
そういえば、2021年7月30日に、急に公式サイトでもアナウンスが出ていた。
うちにもたまに、赤い車の楽天エクスプレスが配送しにきていたので、気になって読む進むと、面白いことが書いてあった。
まずは、訴訟の問題
まぁ、日本郵便と合弁会社を設立するということで、そもそも競合サービスとなっている、楽天エクスプレスをどうするかは問題だったのだろう。閉じるに一票とは思ったので、しょうがない。
ただ、今出ている訴訟問題としては、「楽天が急に止める」と言い出したため。
2021年5月31日に終了するサービスを、直前の5月上旬にアナウンスしたんだって・・・、楽天が運送会社達に・・・。
今時、社員が止めるときでも1ヶ月前ノーティスが必要な時代なのに、サービスの終了を2,3週間前に告知したら運送会社困るだろう。
そのための訴訟ならしょうがないと思った。
楽天がキックバックを要求!?
が、読み進むと、実は楽天は運送会社にキックバックを要求していたとのこと。
噂レベルかなと思ったが、
「キックバック不正」について楽天に問い合わせたところ、「調査を行っていたのは事実。調査結果に基づき、社内では厳正な処分を行った」と回答
東洋経済:https://premium.toyokeizai.net/articles/-/27890?utm_campaign=EDtkprem_2108&utm_content=450562&utm_medium=article&utm_source=edTKO#contd
なんと本当だった。
その人物は、東洋経済の記事では、名前が書かれていなかった。
なんか気になるので調べてみることに。
まず、『楽天 エクスプレス 幹部 キックバック』で検索すると、あんまりヒットしてこなかった。

東洋経済と現代ビジネスからのヒント
ヒントは下記の通りである。
- 楽天エクスプレスの幹部である
- 執行役員である
- 楽天のロジスティック事業をリードする人である
- 大手運送会社を経由して楽天入りしている
- 2021年1月あたりで退職済み
- 執行役員就任時にはニュースリリースしているが、処分に関してはリリースしていない
調査開始
古い順から調べると、こんな感じかな。
- 楽天物流の代表取締役社長: 恵谷洋 (2013/1/1付け, ソース Lnews)
- 楽天物流の代表取締役社長: 宮田啓友(2012/12/31まで, ソース Lnews)
- 楽天物流の代表取締役会長: 武田和徳(2013/1/1付け, ソース Lnews)
なんか、あんまり意味の無い記事ばかりだった。というか、8年前の記事しか出てこないのも不思議である。
恵谷洋氏はいまヤマト運輸で常務執行役員。2021/1/21に昇格しているので、キックバックなどの疑惑のあるような人物ではないだろう。
宮田啓友氏は2015年4月10日に、GROUND株式会社を設立していて、今に至るので、これも違う。
武田和徳氏は今でも楽天グループ株式会社の副社長執行役員である。もちろん、違うだろう。
じゃ、だれか?と検索を続けていると、何かの拍子で、『楽天エクスプレス 滝澤』という文字が・・・。
滝澤 志匡 (たきざわ ゆきまさ)氏とは
楽天の公式サイトでは、2016年7月22日付けで、楽天内での執行役員に就任と出ている。

CEO室というと、所謂三木谷氏の直下部隊のはず。
さらに名前で検索すると
- ヤマト運輸法人営業部係長(2013年4月27日時点、by SAPIO)
- 楽天 執行役員 コマースカンパニー ロジスティクス事業 ディレクター (by 2019 Mobility Transformation)
という経歴を持っている。
では、今はまだ楽天に勤めているのか?ということは、自分では分からない。
ということでサマルと
- 楽天エクスプレスの幹部である: はい
- 執行役員である: はい
- 楽天のロジスティック事業をリードする人である: はい
- 大手運送会社を経由して楽天入りしている: はい
- 2021年1月あたりで退職済み: 不明
- 執行役員就任時にはニュースリリースしているが、処分に関してはリリースしていない: はい
結論: 滝澤 志匡 (たきざわ ゆきまさ)氏ではない証拠はない
100%違うとは言えず、逆にこの方なのでは?と思われるほどの経歴である。
滝澤 志匡 (たきざわ ゆきまさ)氏の尊顔

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[…] 東洋記事で楽天物流事業でキックバック! […]