空手 勇征会について、調べてみた

現在話題となっている、小学生の空手大会で、被害者を出した、勇征会について調べてみた。

本サイト: https://yuuseikai.com/

目次

勇征会とはどんな団体なのか?

NPO法人空手道勇征会といい、九州各県に41か所の教室を持ち、「礼儀は僕らの得意技」をモットーに、礼儀礼節を重んじながらも楽しい練習を子どもたちと行っている団体です

同団体は、経験豊かな指導員が空手を通じて「健全なる精神、身体」を鍛えながら、「相手を思いやる心」や「礼儀や自信」を育むことを目指しています。また、幼稚園から高校生、一般部まで幅広い年齢層を対象に指導を行っており、各種大会や昇級・昇段審査会などのイベントも積極的に開催しています。

勇征会の法的情報

内閣府のNPOページで調べてみますと、勇征会は、2006年12月25日に設立認証されており、代表者は、「近 信文」氏となっています。

行政入力情報更新年月日:2023年04月11日

所轄庁大分県
権限移譲先市町村
法人名称勇征会
法人名称(フリガナ)
主たる事業所の郵便番号
主たる事務所の所在地大分県大分市片島12番地の1
従たる事務所の所在地
代表者氏名近 信文
代表者氏名(フリガナ)
設立認証年月日2006年12月25日
設立年月日
定款に記載された目的この法人は、地域の青少年及び成人に対して、空手やキックボクシング指導に関する事業を行い、指導や交流試合を通じて空手やキックボクシングの普及振興を図るとともに子どもの健全育成に寄与することを目的とする。
活動分野社会教育/学術・文化・芸術・スポーツ/子どもの健全育成/連絡・助言・援助
特定非営利活動に係る事業
その他の事業
事業年度開始日
事業年度終了日
法人番号1320005002330
所轄庁の情報公開サイト「勇征会」の情報  (大分県サイトへ移動します)
監督情報
行政入力情報ダウンロード行政入力情報ダウンロード(ZIP形式:2KB)
閲覧書類等
閲覧書類
役員名簿・定款等
閲覧書類備考※大分県の閲覧書類については、「おおいたNPO情報バンクおんぽ」 https://www.onpo.jp をご覧ください。

おおいたNPO情報バンクおんぽで資料を確認しました

ここにありました。

2022年度(令和4年10月~令和5年9月)の事業報告書

ここから抜粋です。

経営状況の説明

この活動計算書から、特定非営利活動法人勇征会の財務状況を分析します。

収益状況

  • 経常収益は、合計で約43,150,501円です。この内訳は、主に「会費・入会金」(41,202,300円)と「昇段昇級審査会収入」(1,330,000円)が占めています。雑収入は78,201円であり、経常収益の大部分が会員からの収入に依存していることが分かります。

経常費用

  • 事業費用は、約30,189,055円です。この中で「指導料」(14,790,560円)や「武道具費」(2,233,259円)、「広告宣伝費」(2,832,173円)が目立ちます。また、「大会参加費」や「水道光熱費」なども計上されています。
  • 管理費は約9,586,061円で、その内訳として「人件費」(5,380,000円)が大きな割合を占めています。また、「会議費」(1,531,267円)や「車両経費」(465,728円)なども管理費に含まれています。

経常収支

  • 経常収益から経常費用を差し引くと、経常利益は約3,375,385円となっています。

経常外費用

  • 当期の経常外費用は発生しておらず、経常外収益も計上されていないため、特に大きな損失や利益は発生していない状況です。

総合的な分析

  • 勇征会は、収入の大部分を会費などの会員からの収益に依存しています。経常費用のうち、事業費が大半を占めており、指導や道具の費用が高額であることが特徴です。
  • 管理費の中で、人件費と会議費が比較的高額であるため、管理面でのコストもある程度かかっていることが分かります。
  • 当期純利益は約613,613円であるため、大きな利益を生む構造ではなく、収益が費用を少し上回っている程度の運営です。この点から、勇征会は健全な運営ができているものの、余剰資金が大きくないため、新たな事業展開や設備投資を行うには慎重な計画が求められる状況といえます。
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