“撮り鉄”が駅員に「ボケ!アホ!」安全ルール守らず“ハイビーム”で応戦され罵声に関して

ちょうどニュースを見たときに出てきました。

【独自】“撮り鉄”が駅員に「ボケ!アホ!」安全ルール守らず“ハイビーム”で応戦され罵声「階段ビクビク6丁目!」意味不明の声も

目次

事件内容

鉄道ファンと駅職員が衝突 JR横浜駅で「撮り鉄」たちの怒号

11月7日夜、JR横浜駅ホームが一時騒然としました。引退間近の横須賀線車両が走ると聞きつけた鉄道ファン、通称「撮り鉄」たちが、撮影を巡って駅職員と対立する事態が発生しました。

ファンが待ち構えていた車両は、既に引退が決まった貴重な型で、さらに古いカラーリングが復元されていたため、多くの鉄道ファンが横浜駅に集結。この情報が急遽SNSで拡散されたことから、駅には約50人のファンが詰めかけました。

ある撮影者によれば、彼はルールを守って黄色い点字ブロック内で撮影していましたが、一部のファンがブロック外側に立ち、安全を確保するため駅員から「黄色い線から出ないでください」と繰り返し注意が促されました。しかし、混乱は収まらず、駅員は「撮影ルールを守っていただかないとハイビームのまま運転します」とアナウンス。すると、ファンからは「ボケーッ!」「下げてからいけ!」など怒号が飛び交い、現場は一層ヒートアップしました。

撮影者によると、列車のハイビームによって写真が白飛びし、鮮明に撮れなくなることが怒りを招いたとのこと。混乱の中、理解し難い叫び声まで飛び交う騒ぎとなりました。

JR東日本は「マナーを守って撮影してほしい」とコメント。鉄道ファンにとって貴重な瞬間であっても、周囲への配慮と安全確保が不可欠です。

撮り鉄が起こした事件

2000年以降、撮り鉄による一部の迷惑行為や事件がニュースとなりました。以下に代表的な5つの事件があります。

1. 2010年 大井川鉄道立ち入り事件

2010年に起きた「大井川鉄道立ち入り事件」は、静岡県の大井川鉄道沿線で一部の撮り鉄が起こした問題行為で、鉄道運行や地域に多くの影響を与えました。この事件の詳細は以下の通りです。

1. 事件の背景

大井川鉄道はSL(蒸気機関車)を運行しており、特に鉄道ファンや観光客にとって人気のある路線です。四季折々の自然とレトロなSLが織りなす景観は非常に美しく、撮影スポットとしても全国的に知られています。そのため、多くの撮り鉄がこの鉄道を訪れ、撮影を楽しむようになりました。

2. 事件の経緯

2010年、大井川鉄道が特別なSL運行を行った際、より良い撮影ポジションを求める撮り鉄が急増。中には立ち入り禁止区域や、私有地にまで侵入するファンが現れました。特に線路近くや踏切付近、農地などに無断で入り込み、安全や景観を無視した撮影行為が問題となりました。

3. 撮り鉄の迷惑行為の内容

  • 私有地への無断侵入: 撮り鉄が周辺の農地や住宅地の敷地に立ち入ることで、地元住民とのトラブルが発生。作物や環境に悪影響を与えるケースもあり、住民からの苦情が寄せられました。
  • 線路近くへの立ち入り: より迫力のある写真を撮影するために、線路際にまで入り込む行為が見られました。これにより、SLの運行に支障が出る可能性が高まり、鉄道会社は安全確保のための対応を余儀なくされました。
  • 撮影ポジション争い: 人気のスポットでの場所取り争いも頻発し、一部の撮り鉄同士の口論や押し合いが見られ、周囲に不快な思いをさせました。

4. 大井川鉄道と地元の対応

大井川鉄道は、この一連の行為に対して立ち入り禁止区域や撮影可能な場所の規制を強化しました。また、ホームページや掲示板で「撮影マナーを守るように」といった注意喚起を行いました。地元住民や警察とも連携し、私有地への侵入や危険行為には厳しく対応する方針を打ち出しました。

5. 事件の影響と反響

この事件をきっかけに、鉄道ファンの間で「マナー違反が許されない」という意識が再確認されるようになりました。しかし、悪質な一部の行為が撮り鉄全体のイメージを悪化させてしまい、SNS上では撮り鉄に対する批判や議論も巻き起こりました。地元の住民からは「撮影に来るならばマナーを守ってほしい」との声が上がり、地域や鉄道会社にとっての課題となりました。

2. 2013年 阪急電鉄ホーム占拠事件

2013年に発生した「阪急電鉄ホーム占拠事件」は、阪急電鉄の新型車両デビューに伴って一部の撮り鉄がホームを占拠し、駅や乗客に多大な影響を与えた事件です。この事件の詳細は以下の通りです。

1. 事件の背景

阪急電鉄は、関西を中心に路線を展開する私鉄で、デザインや歴史のある車両が多くの鉄道ファンに人気があります。2013年、新型車両のデビューが発表され、特に鉄道ファンの間で注目を集めました。これにより、撮影を希望するファンが殺到することが予想されていました。

2. 事件の経緯

新型車両が初めて運行される日、阪急電鉄の主要駅である梅田駅や十三駅に、朝早くから多くの撮り鉄が集まりました。特に大阪梅田駅では、ホームの端に撮り鉄が密集し、撮影スペースの確保をめぐって混乱が起こりました。撮影場所を確保しようとするあまり、通常の乗客がホームを通れない状況にまでなり、一部の乗客は電車に乗ることができなくなるなどのトラブルも発生しました。

3. 撮り鉄の迷惑行為の内容

  • ホームの占拠: 撮り鉄たちはホームの最前列や端の部分に集まり、他の乗客が電車を利用するための通路を塞いでしまいました。特に、電車の到着や発車を撮影しようとする人が増え、ホームの利用が一時的に困難になりました。
  • 通行の妨げ: 通常の乗客が電車に乗るための動線が確保されず、電車に乗ることができない、あるいは混雑のために乗り遅れるといった問題が発生しました。通勤や通学時間帯と重なっていたため、通行の妨げが大きな混乱を引き起こしました。
  • 撮影場所をめぐるトラブル: 撮り鉄同士が撮影ポジションを確保するために押し合ったり、口論したりする場面も見られました。これにより、周囲の乗客に不快な思いをさせるだけでなく、安全性が懸念されました。

4. 阪急電鉄および駅員の対応

阪急電鉄の駅員たちは、撮り鉄に対し、ホームの端に寄らないよう注意喚起を繰り返しました。しかし、鉄道ファンが多すぎて混雑が収まらず、一部の駅員はホームの安全確保のために通常業務に支障が出るほどでした。結果的に、阪急電鉄は鉄道ファンに対して「マナーを守って撮影すること」の重要性を再三強調するに至りました。

5. 事件の影響と反響

この事件を受けて、撮り鉄のマナーが社会的に問題視されるようになり、メディアやSNSでも議論が沸き起こりました。一般の利用客や地元住民の間でも「鉄道ファンのマナー向上」の必要性が叫ばれるようになり、一部の撮り鉄が守らないルールや公共マナーが、全体のイメージを悪化させてしまうという指摘がありました。

また、阪急電鉄は以降、特別車両やイベント列車の運行時にマナー遵守を呼びかける掲示やアナウンスを強化し、撮影マナーを守らない場合には一部の撮影エリアを制限する措置も検討するようになりました。


3. 2015年 JR東海新幹線立ち入り事件

2015年に発生した「JR東海新幹線立ち入り事件」は、一部の撮り鉄が新幹線の撮影を目的に立ち入り禁止区域に侵入し、地元の住民や鉄道会社に影響を及ぼした事件です。この事件の詳細について以下にまとめます。

1. 事件の背景

新幹線は日本を代表する高速鉄道であり、特に新型車両や特別な塗装車両が走行する際には多くの鉄道ファンが注目します。2015年、JR東海が特別な新幹線車両を運行することが発表され、撮影を目的とする鉄道ファン(撮り鉄)が沿線の人気スポットに集まることが予想されていました。

2. 事件の経緯

特別な新幹線車両の運行日、撮り鉄たちは撮影に適した場所を求めて沿線に集まりました。その中で、より良いアングルを求める一部の撮り鉄が、沿線の私有地や立ち入り禁止区域に無断で侵入しました。これにより、地元の農地や私有地に被害が生じ、地元住民と撮り鉄の間でトラブルが発生しました。

3. 撮り鉄の迷惑行為の内容

  • 私有地への侵入: 撮り鉄が沿線の農地や住宅地に無断で立ち入り、撮影を行いました。地元の農家の土地に入ったことで作物への被害が生じ、一部の撮り鉄が私有地を荒らしてしまう事態が発生しました。
  • 線路沿いの危険行為: より良い撮影ポイントを確保しようとするあまり、一部の撮り鉄が線路際まで接近するケースも見られました。これにより、安全性が損なわれる可能性があり、鉄道会社や警察が警戒を強める結果となりました。
  • 撮影場所を巡るトラブル: 撮影スポットでは、撮り鉄同士での場所取りやポジション争いが生じ、押し合いや口論が発生。周囲に不快感を与え、現場は一時的に騒然となりました。

4. JR東海および地元の対応

JR東海はこの一連の行為を問題視し、沿線での安全確保と撮影マナーに関する注意喚起を強化しました。また、警察とも協力し、立ち入り禁止エリアへの侵入や危険行為を防止するためのパトロールを実施。さらに、鉄道ファンに対してSNSなどを通じて「撮影マナーを守ること」と「地元住民の私有地に無断で立ち入らないこと」の重要性を訴えました。

5. 事件の影響と反響

この事件をきっかけに、鉄道ファンによる私有地侵入問題が社会的な議論の対象となりました。特に地元住民や農家からは、「鉄道撮影を楽しむのは理解できるが、マナーを守ってほしい」「土地が荒らされるのは困る」といった苦情が多く寄せられ、鉄道ファン全体に対する風当たりが強まる結果となりました。

以降、JR東海をはじめとする鉄道会社は、撮り鉄による立ち入り禁止区域の侵入や私有地への無断立ち入りを防ぐためのルールを再強化し、違反者には警察を通じた対応を行うことも検討するようになりました。


4. 2020年 富士山を背景にしたSL撮影のための山林破壊事件

2020年に発生した「富士山を背景にしたSL撮影のための山林破壊事件」は、撮り鉄の一部が撮影スポットを確保するために山林を荒らし、環境破壊や地元住民とのトラブルを引き起こした事件です。この事件の詳細は以下の通りです。

1. 事件の背景

富士山を背景にSL(蒸気機関車)を撮影できる場所は、特に鉄道ファンにとって魅力的な撮影スポットです。SLと富士山の組み合わせは絵になる構図として有名で、多くの撮り鉄がこの場所で撮影を楽しんでいました。しかし、2020年に特別なSLの運行が行われた際、より良い撮影アングルを求める撮り鉄が急増しました。

2. 事件の経緯

特別なSLが運行されることが発表されると、全国から多くの撮り鉄が富士山周辺の撮影スポットに集まりました。その中には、撮影ポジションを確保するために山林に立ち入り、さらには枝を切ったり、草木を踏み荒らすなど、環境を破壊する行為に及ぶ人も現れました。これにより、自然環境へのダメージや地元住民とのトラブルが発生しました。

3. 撮り鉄の迷惑行為の内容

  • 枝の切断や草木の踏み荒らし: 撮り鉄の中には視界を確保するために木の枝を切ったり、草木を踏みつける行為に及ぶ者がいました。これにより、山林の景観が損なわれ、自然環境への悪影響が生じました。
  • 私有地や立ち入り禁止エリアへの侵入: 一部の撮り鉄が撮影に適したポジションを求めて私有地や立ち入り禁止エリアに無断で侵入しました。これにより、地元の土地所有者や住民とのトラブルが多発しました。
  • ゴミの放置: 撮影後、ゴミを持ち帰らない撮り鉄もおり、山林や道路周辺にゴミが散乱する事態が発生しました。特にプラスチック製品やレンズキャップなどが多く見られ、環境保護団体からも問題視されました。

4. 地元住民および環境保護団体の対応

山林が荒らされたことを受け、地元住民や環境保護団体は鉄道ファンに対して「撮影マナーを守ること」と「自然環境を尊重すること」を強く訴えました。地元自治体も山林への立ち入り規制を強化し、撮影マナーを守らない行為に対しては警察と連携して厳格な対処をする方針を打ち出しました。

5. 事件の影響と反響

この事件は、撮り鉄のマナー問題を再び大きく社会的に浮き彫りにしました。SNSやメディアでは、「自然破壊や環境への配慮が欠けた行為が、鉄道ファン全体のイメージを損ねている」として非難の声が多く寄せられました。特に環境破壊が問題視されたため、一般市民からも「鉄道ファンのルール遵守と自然保護への配慮」の必要性が強く訴えられる結果となりました。

以降、鉄道会社や地元の自治体は撮影マナーについての周知をさらに強化し、特定の撮影スポットでの立ち入り制限や環境保護のための警告看板を設置するなどの対応を取るようになりました。


5. 2021年 小湊鉄道線 路上駐車事件

2021年に発生した「小湊鉄道線 路上駐車事件」は、撮り鉄が集まる人気の撮影スポットでの違法駐車が周辺地域に大きな影響を及ぼした事件です。この事件について、詳細を以下にまとめます。

1. 事件の背景

小湊鉄道線は千葉県を走るローカル線で、自然豊かな景色や古風な列車が特徴です。特に、春の桜や菜の花の咲くシーズンには、多くの鉄道ファンが訪れ、美しい景色と列車の組み合わせを撮影しようとします。小湊鉄道沿線には、絶景スポットとされる場所がいくつかあり、撮影目的で多くの撮り鉄が集まることがしばしばです。

2. 事件の経緯

2021年の春、沿線に菜の花が咲き誇るシーズンに、多数の撮り鉄が撮影のために小湊鉄道沿線に集まりました。しかし、駐車場が不足していたため、多くの撮り鉄が沿線の道路に違法駐車をする事態となりました。違法駐車が増えたことで道路が狭くなり、地域住民や農業従事者、観光客の車両の通行が困難になりました。また、緊急車両の通行にも支障が出る事態が報告されました。

3. 撮り鉄の迷惑行為の内容

  • 違法駐車: 撮影スポット周辺には十分な駐車スペースがなく、多くの撮り鉄が道路の路肩や私有地に無断駐車をしました。これにより、道路が一方通行になるほどの混雑が生じ、通行が妨げられました。
  • 私有地への侵入: 一部の撮り鉄が近隣の私有地や農地に無断で駐車するなど、周辺住民や農業従事者に迷惑をかける行為も報告されました。これにより、地元住民と撮り鉄の間でトラブルが発生しました。
  • 周辺環境への配慮不足: 駐車場が限られている地域にもかかわらず、道路や農道の路肩に車を停めて撮影する撮り鉄が多く、通行の妨げとなり、さらには景観を損ねることになりました。

4. 小湊鉄道および地元自治体の対応

地元の自治体と小湊鉄道は、違法駐車の増加を問題視し、沿線の撮影スポット周辺に駐車禁止や撮影マナーの啓発ポスターを設置しました。また、撮り鉄に対して、周辺の指定された駐車場を利用するように呼びかけました。一部では警察も出動し、違法駐車の取り締まりを強化しました。

5. 事件の影響と反響

この事件は、撮り鉄による公共マナーの欠如が再び問題視されるきっかけとなりました。地元住民からは「鉄道ファンの訪問は歓迎するが、マナーは守ってほしい」「道路や私有地に無断で駐車しないでほしい」との声が多く寄せられ、SNSやメディアでも撮り鉄のマナー問題が取り上げられました。

この事件を受けて、以降、小湊鉄道や周辺の自治体では、特に観光シーズンに撮影マナーの注意喚起を強化し、駐車場の案内や監視を強化するなどの対策が取られるようになりました。

感想

これら5つの事件に共通するのは、撮り鉄としての熱意が度を越し、結果として公共マナーや周囲への配慮が欠けてしまっている点です。鉄道が大好きで、少しでも美しい写真や特別な瞬間を切り取ろうとする情熱は理解できますが、その情熱が他者に迷惑をかけては、本末転倒と言えるでしょう。

まず、私有地や立ち入り禁止区域への侵入、山林や農地の環境破壊は、地元の人々や自然に直接的な被害をもたらします。撮り鉄の行動によって農作物や環境が損なわれたり、生活に支障が出たりするのは、鉄道ファン全体の印象にも悪影響を及ぼしかねません。これでは、撮り鉄としての楽しみや文化が長続きしなくなる恐れがあります。

さらに、違法駐車や通行の妨げとなる行為は、観光客や地域住民にとって不便で危険なものであり、社会的なルールを無視してしまうことの危険性がはっきりと表れています。鉄道ファンとして愛する鉄道を守るならば、公共マナーと地域の方々への配慮は必須です。

鉄道や美しい風景を楽しむのは良いことですが、そのためには「自分たちだけのものではない」という意識が重要です。これらの事件をきっかけに、すべての撮り鉄がマナー向上に努めることで、鉄道ファンとしての活動が健全に続くことを願っています。

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